高度な高齢者ヘルスケアの実践をめざす方へ

お知らせ

プログラムについて

 医療職者は都市部に集中し、医療過疎地域では人手不足と高齢化が深刻化しています。複数の疾患や精神的ケアを必要とする高齢者が増え、地域医療には幅広い対応力と多職種連携のスキルを持つ人材が求められています。
 本プログラムは、医療過疎地域で働く、または従事を志す医療・介護職を対象に、地域医療の全体像を理解し、慢性疾患や精神疾患への包括的対応力を養うとともに、IoT・ICTを活用した医療DX推進により、地域医療の効率化と質の向上を担う人材育成を目指します。

カリキュラム

地域医療概論と多職種連携の基礎

地域医療概論および多職種連携概論を学習します。主に自治体や病院関係者が主体となって講義を行います。

生活習慣病の地域におけるマネジメント

糖尿病・肥満・腎臓病の病態、薬物療法、地域で実施可能な運動療法とマネジメントについて学びます。主に大学教員が講義を担当します。

認知症予防と精神疾患の地域ケア

認知症の予防と早期発見、うつ病や痛みのケア、評価バッテリーの活用、家族支援などに焦点を当てて学びます。主に大学教員が講義を担当します。

地域医療におけるIoT・ICTの活用

事業所管理へのIoT導入、施設間のICT連携、VR・メタバースケア、IoT・ICTの実演を通じて、医療・介護デジタル情報の統計解析の基礎までを学びます。主にDX導入施設関係者および大学教員が講義を担当します。

事例検討と実践的演習

事例検討では、受講者が自らの経験や地域で想定される複合的な事例を共有し、グループディスカッションを行います。
実践的演習では、現場での疑問をもとに課題を設定し、それに答えるための実践的な演習を行い、検証・分析結果に基づいた実践的な改善策や提案を発表します。

PAGE TOP