カリキュラムと日程
カリキュラム紹介
Ⅰ. 地域医療概論と多職種連携の基礎
(8時間)
地域医療概論および多職種連携の基礎を学びます。主に自治体や病院関係者が講義を担当します。


Ⅱ. 生活習慣病の地域におけるマネジメント
(8時間)
糖尿病・肥満・腎臓病の病態、薬物療法、地域で実施可能な運動療法とマネジメントについて学びます。主に大学教員が講義を担当します。
Ⅲ. 認知症予防と精神疾患の地域ケア
(8時間)
認知症の予防と早期発見、うつ病や痛みのケア、評価バッテリーの活用、家族支援などに焦点を当てて学びます。主に大学教員が講義を担当します。


Ⅳ. 地域医療におけるIoT・ICTの活用
(8時間)
事業所管理へのIoT導入、施設間のICT連携、VR・メタバースケア、IoT・ICTの実演を通じて、医療・介護デジタル情報の統計解析の基礎までを学びます。主にDX導入施設関係者および大学教員が講義を担当します。
Ⅴ. 事例検討と実践的演習
(30時間)
事例検討:受講者自身の所属施設で経験した事例、または兵庫県内の医療過疎地域で発生し得る複合的な事例(多疾患併存、社会的孤立、介護困難など)をオンライン上で提示し、グループディスカッションを行います。
実践的演習:地域医療・介護現場で生じるクリニカルクエスチョンを設定し、その解決に向けた実践的演習を行います。統計学的な基礎分析を用いて仮説を検証し、結果に基づいた改善策や提案をプレゼンテーション形式で発表します。
