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メッセージ |
| 精神障害と聞くと遠い存在のように感じるかもしれませんが、人のこころの問題は昔から身近なトピックスでした。機器の発達に伴って、脳の活動の様子が分かるようになり、病の原因が少しずつ解明されていますが、それでもまだ原因不明の病も多くあります。新しく病を発見し、根本治療の方法を開発していくことは重要ですが、原因の明確でない病や障害に対して、社会適応をうまくできるようにする方法を開発することも重要です。うつ病をはじめとした精神保健問題による不調について、保健学が貢献できることはたくさんあります。 |
研究テーマ |
| 精神障害者の社会参加やスティグマに関する研究 精神科デイケアに関する研究 大人の発達障害をもつ人のリハビリテーション研究 |
社会活動 |
| 神戸市障害支援区分認定審査委員，神戸市介護認定審査委員 |
最近の主な著書 |
| 分担執筆 1.症例報告、田端幸枝、谷口英治、山崎郁子編集、臨床精神科作業療法入門、文光堂、2015年 2.リスク管理、田端幸枝、谷口英治、山崎郁子編集、臨床精神科作業療法入門、文光堂、2015年 3.個人作業・集団作業の特徴と効果、古川宏編集、作業活動実習マニュアル、医歯薬出版、2012年 4.解離性障害に対する作業療法の実際、石川齋,古川宏編集、作業療法技術ガイド第3版、文光堂、2011年 |
最近の主な論文 |
| 1. Junko Hoshii, Kayano Yotsumoto, Eri Tatsumi, et al; Subject-chosen activities in occupational therapy for the improvement of psychiatric symptoms of inpatients with chronic schizophrenia: a controlled trial, Clinical Rehabilitation J. 27(7) 638-645, 2013. 2. Ohata Hisanori, Yotsumoto Kayano , Taira Masaru, et al; Reliability and validity of a Brief Self-Rated Scale of Health Condition with Acute Schizophrenia, Psychiatry and clinical neurosciences 68(1) 70-77,2014. 3. Nakamae Toshimichi, Yotsumoto kayano, Eri Tatsumi, et al; Effects productive activities with reminiscence in Occupational therapy for people with dementia: A pilot Rondomized controlled study, Hong Kong J of OT, 4. ChitoTanaka, Kayano Yotsumoto, Eri Tatsumi, et al; Improvement of functional independence of patients with acute schizophrenia through early occupational therapy: a pilot quasi-experimental controlled study. Clinical Rehabilitation J. 28(8) 740-747, 2014. 5. 山本敦子，四本かやの，北元健，他，自殺未遂者に対する精神科作業療法介入の可能性―急性一酸化炭素中毒の症例を通して，作業療法33巻5号,432-441，2014年 6. 四本かやの，精神障害リハビリテーションにおける作業療法の現在と展望，最新精神医学20巻2号，107-115，2015年 7. 田中千都、四本かやの、田中究，他，強迫性緩慢の若年女性に対する作業療法，作業療法34巻2号，189-197，2015年 8. 四本かやの，精神保健カウンセリングにおける導入面接，精神分析と人間存在分析23巻，51-62，2016年 9. 四本かやの，臨床研究講座第3回；症例研究論文の作成の仕方，作業療法35巻3号，223-228，2016年 |